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中国山岳ガイド協会

Chugoku mountain Guide Assciation Since2016

エリア紹介

大山エリア

大山(1709m)は中国地方の最高峰で日本百名山のひとつです。古くは大神岳といわれ、日本三大信仰の山のひとつでもあります。ふもとから見るその姿は荒々しい男性的な北壁と、女性的な南壁、さらに北西側からの姿は『伯耆富士』といわれ、見る角度によって様々な姿を見せてくれます。また、日本では数少ない独立峰で大陸からの北西季節風をまともに受けるため強風、多雪雨の気候となり、冬の大山登山は厳しいものとなります。登山口付近から五合目辺りまでは日本最大級のブナ林が広がり、山頂まで登ると日本海、遠くは四国まで見える日もあります。裾野には約170種類の野鳥が住み、山頂では日本でも数少なくなった高山植物も見られます。

東大山エリア

大山の北東に位置する「矢筈ケ山」(標高1358m)から北に向かって延びる船上山国有林の山々は古期大山と呼ばれる。狭い山頂から360℃の大パノラマが展開する「矢筈ケ山」。露出した岩肌の存在感が圧倒的な「甲ケ山」(1338m)。樹齢200年のブナ林が北に広がる「勝田ケ山」(1249m)。屏風状の断崖が特徴的な中世歴史浪漫の山「船上山」(615m)。これらの山々がここに連なる。また、その西側には日本100名谷に数えられる渓谷「甲川」が流れる。ブナ林散策に岩稜歩き、ロッククライミングやシャワークライミングといった多種多様なスタイルを楽しむことが出来るエリアである。

氷ノ山エリア

氷ノ山【標高1510m】 鳥取県と兵庫県にまたがる名峰。昔は【須賀ノ山】とも呼ばれていた。日本200名山のひとつとして知られる。兵庫県では最高峰であり、鳥取県・中国地方においても大山に次いで二番目となる高峰。氷ノ山後山那岐山国定公園に指定されている。氷ノ山山頂からの大パノラマ、360度の展望が魅力である。ブナの自然林が残り、山頂付近にはキャラボクの木が点在する。天然記念物の【イヌワシ】【ヤマネ】も生息している。また、代表する植物として、【サンカヨウ】【ヒョウノセンカタバミ】が人気。登山コースも豊富で初級者から上級者まで楽しむ事が出来る。また、【氷ノ越コース】は、因幡と但馬を結ぶお伊勢参りの峠道として古くから多くの人々に親しまれていた。

ノ山エリア

扇ノ山【標高1309m】兵庫県と鳥取県にまたがる山で、関西百名山や日本三百名山に選ばれている。扇ノ山は鳥取平野からみえる代表的な高山である。鳥取県側から見た山容は、山頂からなだらかな尾根筋が南北両翼に連なっており、扇を広げた姿に見立ててこの名がついたと考えられている。ブナを中心とした自然林が広がり林床には四季折々の花が咲く。登山ルートも多数あり、初心者トレッキング向けのコースから中級者向けのコースまでバリエーションがあり季節ごとに楽しめる。山頂からは氷ノ山を見ることができる。河合谷登山道途中の展望台では鳥取市や日本海を望むことができる。

智頭芦津渓谷エリア

智頭町芦津渓谷はアスファルト舗装された沖ノ山林道を利用して気軽に立ち入り、森林浴・山歩き・渓流釣りを満喫出来ます。マイナスイオンたっぷりの滝「三滝」もあります。この林道は旧沖ノ山森林鉄道の軌道敷跡で、急峻な渓谷を縫うように敷設されています。軌道敷跡ですから勾配もゆるく老若男女が散策しやすい割に深山の自然を満喫できる場所です。 中国自然歩道に指定されておりトチ・ミズナラ・コナラ・天然スギ・ブナなどの巨木に出会えます。また、急峻で多雪地域特有の樹木の立ち姿を目の当たりにし、木々のたくましい生命力を感じてもらえるでしょう。写真の様な巨木は、ダム湖から5km上流に。

用瀬エリア

用瀬アルプスは鳥取市用瀬町用瀬の愛宕山、三角山、洗足山にかけて連なる山々である。数十メートルの断崖を城壁の一部に取り入れるなど地形をたくみに利用した山城であった景石城跡、古来より多くの修験者が修行に訪れる山であり用瀬町が一望できる山岳信仰の三角山【標高508m】、鬼の岩屋伝説のある一等三角点の山である洗足山【標高743m】、鳥取県指定天然記念物の赤波川のおう穴群など用瀬町の歴史と自然景観が楽しめる。コースもそれぞれの健脚度合にあわせ初級から上級まで、体力に合わせて好きなコースを選べぶことができる。

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